ある話
あるカウンセラーの話です。
そのカウンセラーの元に問題のある息子さんを抱えた母親が相談にきたそうです。
「ウチの子は言うことを聞いてくれない、不登校になってしまった、片付けをしてくれない、いつまでもスマホばかり触っているetc・・」
と相談されたそうです。
それをひとしきり聞いた後、そのカウンセラーがこう言いました。
「お母さん、まず、あなたから変わってみませんか?お母さんが変わることで息子さんも良い方向に変わるのではないでしょうか?」
それを聞いたお母さんは
「私は大丈夫です。ありがとうございました。」
と急いで帰っていったそうです。
詳細は分かりませんが、きっとお母さんも今が苦しいのだと思います。
それをただ聞いて欲しかったのかもしれません。
本当に問題を解決したかったのかもしれません。
この対応が良かった、悪かったは別として問題を解決するということにフォーカスするとどうでしょうか?
「誰もが世界に変わって欲しいと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない」
親子でも家族でもこういうことは起きます。
問題の本質は何か。
もしも問題を本気で解決したいのであれば
「まずは自分から。」
「まずは自分から」を本気で皆が考えたら。
きっと大きく変わる。
当社の理念の「和をもって」ここにはそういう意味も込めております。
まずは自分から。