🔷 なぜ職位があるのか?|組織における「肩書き」の本当の意味とは
会社で働く中で必ず耳にする「職位」や「役職」。
店長、管理者、アシスタントマネジャー、リーダー、エリアマネジャー、部長…と様々な職位がありますが、そもそもこの“肩書き”にはどんな意味があるのでしょうか?
「上に立つ人が偉い」
「役職はただの飾り」
そんなイメージを持っていませんか?
今回は、職位の本当の意味と存在価値について深掘りしてみましょう。
今の自分の職位と次の職位と、今自分がやるべきこと。これを見直す良い機会にして下さい。
■ 職位とは「立場」ではなく「機能」
まず押さえておきたいのは、職位とは“肩書き”ではなく“機能”だということ。
職位があることで、組織の中に役割と責任が生まれます。
たとえば飲食店なら、
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店長 → 現場のまとめ役、全体の売上・人材・品質管理の責任を持つ
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アシスタントマネジャー → 店長の補佐として運営サポート
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パートナー → オペレーションの実行部隊
このように役割が明確になるからこそ、混乱なくスムーズに店が回るのです。
■ 職位があるから判断できる、動ける、任せられる
組織では毎日たくさんの“判断”が求められます。
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トラブルが起きた時、誰が判断する?
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シフトが崩れた時、どうやって調整する?
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急遽対応が必要な時、誰が指示を出す?
こうした場面で、「誰が最終的な責任を持つのか」が明確になっていないと、行動は遅れ、混乱を生み、時にはチームが崩壊します。
「最終判断者を明確にする」ことが職位の本質です。
■ 職位は「成長の証」であり「試される場」
職位は、単に任されるだけのものではなく、「信頼の結果」です。
「この人なら任せられる」
「現場を動かす視点がある」
「会社の理念を理解している」
そんなふうに周囲から見られた時に、職位は与えられます。
そして、そこからが本当のスタート。
職位に就くと、単なる作業者ではなく「チームを育てる立場」になります。
部下や後輩の成長、売上や数字の結果、店舗の雰囲気――
これらすべてに「自分のあり方」が問われるのです。
■ 「上に立つ=偉い」ではない
よくある誤解が、「上に立つ人=偉い人」という考え方。
実際は逆で、「より多くの責任と役割を背負う人」です。
例えば店長であれば、以下のようなことを求められます。
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全体の数字管理
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現場の教育・育成
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企画や販促の推進
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店舗トラブルの最終対応
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キャストのメンタルケア
これらをこなしつつ、現場でプレイヤーとしても動く。
店長やマネージャーは「働かない人」ではなく「一番忙しい人」とも言えるのです。
店長をやったことのない人には全く想像もつかず、店長=大変そうだからやりたくない、だと思いますが実は店長をやった人の70%以上が店長をやって良かったというデータがあります。
責任の重さ=自分の成長ということですね。
■ 職位があるから、人が育つ
人は責任を持った時にこそ、本当の意味で成長します。
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目標数字を任されて初めて、売上の見方を学ぶ
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後輩を持って初めて、人の気持ちに寄り添う姿勢を持つ
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チームをまとめることで、自己中心的な考えから脱却する
つまり、「職位は成長のチャンスそのもの」。
任されたからこそ、自分の視野も、器も広がっていくのです。
■ 最後に|“職位を活かす”とは、“職位で勝負する”こと
職位は与えられたら終わりではありません。
「このポジションに恥じない仕事ができているか?」
「この肩書きの価値を、自分が高めているか?」
こうした問いを持ち続けることで、自分の“仕事力”はどんどん磨かれていきます。
職位とは、会社からの「あなたならできるはず」というメッセージです。
ぜひその期待に応え、自らの職位を活かして、組織と自分の未来を切り拓いていきましょう。
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