2025年1月15日(水)初の全店長会議を開催!
2025年1月15日、当社として初めての全店長会議を開催しました。
これまでの一方通行の会議スタイルから大きく変更し、店長が主体となる参加型の会議へと進化させました。
特に今回の目玉は、初の試みとなる「店長対談」。
経営環境の厳しさが増す中、赤字からV字回復を遂げた2名の店長を選出し、その成功要因を深掘りしました。
店長対談テーマ:「誰もが諦める状況を打破!その取り組みを深掘り!」
近年、原価・人件費・物価の高騰、アフターコロナによる返済負担、さらには人材確保の難化など、多くの飲食・サービス業が厳しい状況に直面しています。
当社も例外ではなく、一部店舗では赤字転落、閉店の危機に直面していました。
しかし、そんな厳しい環境の中で、見事に店舗の業績を立て直した店長が2名います。
V字回復を達成した2名の店長の挑戦
1人目:介護事業の管理者
課題:
– ベテラン管理者の退職により組織崩壊
– 顧客数減少、収益悪化
– 赤字拡大で事業存続の危機
対策と成功要因:
✅ 顧客との関係を一から再構築し、信頼を取り戻すために積極的にコミュニケーションを図った。
✅ 新しいチーム体制を整備し、スタッフのモチベーションを引き上げる施策を実施。
✅ コスト管理を徹底し、少人数でも最大限のパフォーマンスを発揮できる運営体制へ移行。
結果として、顧客数増加・組織の安定化・収益改善を達成し、黒字転換に成功!
2人目:ベーカリー店舗の店長
課題:
– グランドオープン後、想定以上の売上低迷
– 社員・アルバイトの指導がうまくいかず、チームワークが難航
– 収益が過去最悪の赤字へ転落
対策と成功要因:
✅ 売上を上げることよりもまず収益確保を優先し、人件費を大胆に削減した運営を実施。
✅ 部下に依存するのではなく、店長自身が率先して行動し、チームの意識改革を促した。
✅ マーケティング施策を強化し、どの販促が最も効果的かを徹底的に分析・実施。
その結果、前年比110%の売上増加・チーム力強化・収益黒字化を達成!
成功の共通ポイント
🔹 試行錯誤を繰り返しながら最適な方法を模索した
🔹 途中で諦めず、大量行動を続けた
🔹 店長自身が「まず自分が動く」という姿勢を示した
🔹 売上よりも収益を重視し、合理的な経営判断を行った
🔹 チームの成長を促し、組織全体の底上げを図った
「数字を変えられると自信がつく」という店長の言葉が印象的でした。
特に、「誰かのせいにしている間は何も変わらない」という気づきは、多くの店長にとって大きな学びとなったと思います。
さらに、今回の店長対談は他の店舗の店長にも大きな刺激を与えました。
「自分たちの店舗でもできるのでは?」という前向きな意識が芽生え、成功事例が社内全体に広がっていくと最高です。
作戦会議:下期に向けた戦略立案
店長対談の後は、業態ごとに分かれて作戦会議を実施。
✅ 上期の振り返り
✅ 理念実現のための具体策
✅ 現状課題の洗い出し
✅ 下期に向けた目標と戦略
「未来を創るのは現場」
各店長たちが真剣に議論し、店舗ごとの戦略を立案していく姿を見て、会社の未来を感じる時間となりました。
特に印象的だったのは、店長同士が自店だけでなく、他店の成功事例を参考にしながら議論していたことです。
店舗ごとの課題は違えど、共通する問題も多く、横のつながりを活かすことで解決策が生まれる瞬間を目の当たりにしました。
まとめ:現場の力が会社を成長させる
今回の会議で改めて感じたのは、経営陣だけでなく、店長一人ひとりが経営者意識を持つことの大切さです。
「人に頼る前に、まずは自分が行動する」
「結果が出るまで粘り強く続ける」
「収益を確保することが、結果的に従業員を守る」
こうした意識が店舗経営の成功につながることを、今回の店長対談が証明しました。
今後も、店長が主体的に考え、行動できる環境を整え、さらなる成長を目指します。
これからどのような新たなチャレンジが生まれるのか、次回の会議も今から楽しみです!
改めて店長主体の会議をやってみて感じたこと
組織を成長させるきっかけになる
企業が成長し続けるためには、現場のリーダーである店長の力が不可欠です。
しかし、従来の会議は店長の上の職位が主導し、店長たちは指示を受けるだけというスタイルが多く、主体性が育ちにくい状況がありました。
そこで、今回は店長主体の会議にしてみました。
店長自身が課題を発見し、解決策を提案する場になればという思いです。
店長主体の会議がもたらす効果とは何か?
今後目指す店長主体の会議とは?
店長主体の会議とは、単なる報告会ではなく、店長たちが自ら問題を提起し、解決策を議論する場です。
これまでのように本部からの指示を受けるだけの形式ではなく、現場目線での課題発見と意思決定を重視することがポイントです。
店長主体の会議の特徴
✅ 店長自身が議題を設定する
✅ 成功事例・失敗事例を共有し、改善策を話し合う
✅ 店長同士が意見交換し、相互に学び合う
✅ 実行可能なアクションプランを作成する
店長主体の会議がもたらす3つのメリット
① 店長の主体性が向上する
店長が会議の主導権を握ることで、「自分が店舗を運営する責任者である」という意識が高まります。
会議で決めたことを実行する責任を持つことで、リーダーシップの向上につながります。
② 課題発見と解決力が強化される
現場で起こっているリアルな問題を店長自身が発信し、他の店長と意見を交わすことで、より実践的な解決策が生まれます。
本部主導の会議では見落とされがちな細かな課題にも目を向けることができます。
③ 店長同士のネットワークが強化される
店長同士の情報共有が活発になることで、「同じ悩みを抱えているのは自分だけではない」と感じることができ、相互サポートの文化が生まれます。
店舗間で成功事例を共有し合うことで、全体の業績向上にもつながります。
実際の成功事例:V字回復を達成した店長の挑戦
今回、赤字店舗をV字回復させた2名の店長を対談形式でピックアップして、具体的な成功事例を共有しました。
会議後の店長達の反応を聞きながら改めて大きな影響があったと感じました。
やはり自分と同じ職位の人達というのが良い結果を生んだものと感じます。
今後店長主体の会議を成功させるためのポイント
① 事前に店長が議題を準備する
店長自身が議題を考え、現場の課題を持ち寄ることで、会議が実りあるものになります。
② 発言しやすい雰囲気を作る
意見を言いやすい環境を整え、上司の意見を待つのではなく、店長が自由に発言できる場にすることが重要です。
③ 会議後に具体的なアクションを決める
会議で決まったことを形だけで終わらせず、実際に現場で実行し、次回の会議で進捗を共有することで、継続的な成長につながります。
まとめ:店長主体の会議が組織を強くする
店長主体の会議を導入することで、現場の課題が明確になり、店長自身のリーダーシップが向上し、組織全体の成長につながります。
これからの企業成長には、トップダウンではなく現場からの意見を積極的に取り入れる仕組みが不可欠です。
当社では、今後も店長主体の会議を強化し、より多くの店舗で成功事例を生み出していきます。
次回会議以降もしっかり進化と変化させて、現場から新しいアイデアが生まれてくる、そんな展開を楽しみにしております。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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